INTERVIEW 01

可愛い、にもいろいろあるし、

格好いい、にもいろいろある。

デザインの世界って奥が深い。

M.K.

コスパグループ株式会社
DTP部
新卒入社6年目

section 01

デザインを通じて お客様に「わくわく」を届ける。

子どもの頃から絵を描くのが好きで、高校卒業後はデザイン系の専門学校へ進学。就職活動ではデザイン関連に絞って探すなか、今の会社に出会いました。人気アニメやゲームキャラクターを使用したアパレル商品やグッズ・雑貨などを幅広く扱っていることから「ここなら色んなデザインに携われそうだ」とワクワクしたのを覚えています。現在はDTP部で、商品案内や看板などイベント関連のデザイン、POP UP SHOPのグラフィック制作、紙類の社内告知物などのデザイン業務を担当。まさに、いろいろ(笑)。中でも特にやりがいを感じる仕事は、メイドカフェやコラボカフェ関連のデザイン。私自身が好きな分野なので、関係各所の方たちと「こんな雰囲気にしよう」「こんな感じならどうだろう」など、話し合いながら理想をカタチにしていくプロセスは、大変だけどおもしろい。また、自分のデザインを通じてお客様に「ワクワク」を届けられることに、大きな喜びを感じています。これからも、好きなものを追求しながら、多くの人に楽しんでもらえるデザインを生みだしていきたいです。

section 02

狙うのは、ファンが思わず 「ニヤッ」とする仕掛け。

仕事をする中で、いつも痛感するのは『伝える』ということの難しさです。どんなデザインなら見てもらえるのか、ワクワクしてもらえるのか、まさに試行錯誤の日々…。それぞれのタイトルの世界観や本編で使われているモチーフを取り入れたり、時には遊び心も加えたりしながら、ファンが思わず「ニヤッ」とするデザインを狙っています。印象に残っているのは、自分が携わったPOPがSNSで話題になり、アニメ監督さんからも直接反応をいただけた瞬間。『勇気爆発バーンブレイバーン』というタイトルのPOPを制作した際、メイドカフェのイベントに合わせてメインキャラクターであるロボットがメイド服を着ているイラストに、イヤそうな表情をする主人公を吹き出しに入れたところ、それを監督さんがSNSで取り上げたことで話題となり、ファンも一緒に楽しんでくれて。あれは本当に興奮しましたし、嬉しかった。「自分の仕事とタイトルやファンとのつながり」を実感することができました。あの時の感動、高揚感は今でも忘れられません。これからも、見た人の心に届くデザインを追求していきたいです。

section 03

手掛けたタイトルの数だけ、 広がる表現の幅。

コスパグループで働く最大の魅力は、やはり多様な制作物やタイトルに携われることじゃないでしょうか。その中で感じるのは表現の奥深さです。たとえば、一口に「可愛い」と言っても、アイドル系の可愛さとポップで夢のある可愛らしさではまったく異なりますし、「かっこいい」もシックで洗練された大人の雰囲気と、少年らしい力強さでは表現の方向性が違います。それぞれの作品に合わせた最適な表現を考え、カタチにしていく過程はまさに挑戦であり、創作の醍醐味でもあります。好きなタイトルに関わる機会も多く、自分のアイデアがその世界観に加わる瞬間は、ひときわ大きなやりがいを感じます。今後は「ただ置かれているもの」「そこに当然のようにあるもの」ではなく、誰かにとって特別なものを作っていけたらいいなと思っています。日常の中でふと目にしたチラシやデザインが、その人の心に残り、作品の魅力をより深く伝えられるようなものを目指したいですね。制作物を通じて、日常に小さな感動や特別な瞬間を届けられるデザインを追求していきたいです。

- Special contents -

『僕のヒーローアカデミア』の緑谷出久。一択です。どんなにボロボロになっても立ち上がる姿に、何度「もう少し頑張ってみよう」「一歩踏みだそう」と勇気をもらったかわかりません。昨年末の『ジャンプフェス2025』では、当社が手掛けた新グッズが先行販売され、私はブースの看板デザインやチラシ制作を担当。大好きなタイトルに携われたのは夢のようでしたが、これはプロの仕事。興奮を抑え、冷静に、全力で取り組みました。完成した時は、さすがに胸が高鳴りましたが(笑)。それぞれのタイトルに熱い想いを持つファンがいます。タイトルへの熱い想いが詰まった商品が、誰かの手に届く瞬間を思い浮かべると、自然と次の挑戦が楽しみになります。