INTERVIEW 03

商品企画の仕事をするうえで、

スキルより大切なのが、

タイトルへのリスペクトと愛。

Y.H.

株式会社コスパ
企画部
中途入社3年目

section 01

未経験から飛び込んだ、 あの時の自分を褒めたい。

私はアルバイトとしてコスパに入社しました。以前はアパレル業界で働いていましたが、デザインや企画に携わりたいという思いが強く、求人を通じてコスパを知りました。入社の決め手は、元々アニメやゲームに興味があり転職を機にエンターテインメント業界に挑戦したいと思ったから。当時はコロナ禍で、動画配信サービスが急成長し、アニメがより身近になった時期。そんなタイミングもあって、興味のある分野に挑戦したいと考えました。現在は企画部に所属し、商品企画とデザインを手掛けています。具体的には、版元から権利を取得し、「このキャラクターで〇〇をつくりませんか?」と、アパレルグッズや雑貨の企画を提案。承認が得られたら、デザイン制作やサンプル作成を進め、完成したサンプルを版元へ提出。OKがでたら量産し、商品化という流れです。現在は『鬼滅の刃』『NARUTO -ナルト-』『推しの子』『エヴァンゲリオン』『五等分の花嫁』など、約20タイトル担当させていただいてます。それぞれのタイトルの魅力を最大限に引きだす商品をカタチにするため、日々奮闘しています。

section 02

心を燃やして取り組んだ、
初タイトル。

心に残っているのは、初めて担当した仕事です。弊社の商品である『鬼滅の刃』に登場する煉獄杏寿郎の文字が描かれた『心を燃やせTシャツ』のデザインを任されました。初めて担当するタイトルにして話題のタイトルを任されるなんて…。本当に自分にできるのかと葛藤もありましたが、これは自分に与えられたチャンスだと思い、全力で取り組みました。特に嬉しかったのは、自分が描いた「心を燃やせ」の文字がそのままデザインとして採用されたこと。煉獄さんといえば言わずと知れた大人気キャラクターです。そんな煉獄さんと自分のデザインした商品がパソコンの画面上で並んでいるのを見た時には感動しましたね。その後、文字の細かな調整やリテイクを何度も繰り返し、デザインが完成したときの達成感は今でも忘れられません。嬉しくて両親にプレゼントしてしまったくらいです(笑)。好きなことに全力で向き合える環境で働けている今は、本当に充実しています。もちろん大変なことやプレッシャーもありますが、それすらも楽しみながら、これからも“心を燃やして”頑張ります。

section 03

本気の目をした人に、 ここぞ!という案件は託される。

ジャンル問わず、さまざまなタイトルに携われるのが弊社の魅力のひとつです。「話題のタイトルはベテランが担当するのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、弊社は違います。スキル以上に重視されるのは、タイトルに対するリスペクトや愛情。私自身、1年目から話題のタイトルに携わることができましたし、決して珍しい話ではないのです。自信と誇りを持ってお勧めできるものを作る。そんな思いで、これまで企画とデザインに取り組んでいます。今後もこれまでと変わらず、お客様を楽しませ、タイトルを盛り上げることに全力を注ぎたいと思っています。また、タイトルのファンだからグッズを買うという流れだけでなく、私が担当したグッズや弊社の商品を通じて、そのタイトルを知らない人にも魅力が届き、「ちょっと見てみようかな」という逆転現象を生みだせるようになれたら素敵だなと。あとはコスパの定番商品『つままれ』や『ピョコッテ』に次ぐ新たなロングヒットシリーズを、自らの手で生みだすのが将来の夢です。

- Special contents -

『ぼのぼの』に登場する、しまっちゃうおじさんです。しまっちゃうおじさんの魅力はなんと言っても圧倒的な存在感かと思っています。メインキャラでもなければ、毎回登場するわけでもない。ただの主人公の空想上の存在でありながら、これほど印象に残るキャラクターは珍しい。その独特な存在感と不思議な魅力にすっかり引き込まれました。こちらのタイトルも担当させていただいたのですが、デザインするにあたり、どうその魅力を表現できるかを深く考えました。この仕事を通じて、キャラクターに込められた思いや世界観を伝えることの大切さを改めて実感しました。